住宅市場への女性の影響力は大

— Woman Power Strikes the Housing Market —

 独身女性が既存住宅市場に及ぼすインパクトが、改めて見直されています。

 1981年以来、独身女性が不動産を購入する比率は増え続けており、2006年まで続いた住宅ブームまでにその比率は全体の11%から22%へと倍増し、その後のリセッション時に上下変動はあったものの、昨年は17%までに回復し、今後も伸びていく市場です。

 独身男性が不動産を購入する比率は、その収入比と比べても低く、全体の7%を占めるに留まっています。

 独身女性が不動産を購入する年齢は、独身男性あるいは既婚者と比較すると高くなります。ここでいう独身女性とは、未亡人、離婚者、あるいは未婚者を指しています。その中には子供がいる人もいます。シングルマザー世帯の数は1960年の190万世帯から、2011年には860万世帯へと増加しています。

 独身の女性が購入する典型的な物件は、家のサイズが1,500 sq.ftで、3ベッドルームに2バスルームのマイホームです。独身女性の半数は町の中心部にマイホームを購入していますが、残りの半数は郊外あるいは田舎に居を構えています。マイホームのタイプとしては、戸建よりはコンドミニアムを好み、その物件を取り囲む環境やランドスケープ、住生活に必要なお店などの立地、あるいは生活リズムを形成するコミュニティーなどの環境へと繋がっていく生活を好んでいます。

 独身女性の物件購入年齢の中間値は50歳(独身男性の中間値は47歳、既婚者の中間年齢は44歳)です。

 既婚者数の減少は今後、独身女性、あるいは独身男性の購買指数にそのまま跳ね返ってくるでしょう。その比率は2000年の1000組に8.2から、2014年には6.9へと減少してきています。

<Source: REALTOR.org>