不動産の所有形態

ハワイでは主に4つのタイプの所有形態があり、以下のように分けられます。 物件をご購入の際は、エスクローが開設されると一定の期間内に名義と所有形態を選択してエスクローオフィサーに報告します。

  • Tenancy in Severalty (テナンシー・イン・セベラルティ:単独不動産所有権)
    個人または単独の名義で、独占所有権とも呼ばれています。買主が結婚している場合には、配偶者の名前を含む文面が権利証書に記載されます。仮にこの所有者が死亡した場合、物件は遺言検認裁判所の手続きを経て相続人あるいは受遺者に渡ります。
    株式会社、州政府、市郡政府などはこの形態で不動産を所有していることが多いようです。
  • Tenancy in Common (テナンシー・イン・コモン: 共有不動産所有権)
    2人またはそれ以上の人がそれぞれ出資した割合で不動産を所有する形態です。例えば、2人が折半して物件を購入したり、4人がそれぞれ40%-20%-20%-20%の割合で出資して物件を所有することもできます。この形態は共有者の1人が死亡した場合、死亡した人が所有していた割合のみ相続人に承継されます。それぞれが他の共有者の許可なしに持ち分の売却または抵当権を設定することが出来ます。
    タイムシェアはこの種類の所有形態で登記されています。
  • Joint Tenancy (ジョイント・テナンシー:含有不動産所有権)
    2人またはそれ以上の人が共同で所有する形態です。所有者の1人が死亡した場合、遺言検認裁判所の手続きを必要とせず残存者に相続されます。
    一方、所有者の1人が生存中に自分の所有権を売却あるいは贈与した場合、所有形態が Tenancy in Common (共有不動産所有権) に変更されることになります。
  • Tenancy by the Entirety (テナンシー・バイ・ジ・エンタイアティ:連帯不動産所有権)
    夫婦で所有する形態で、婚姻関係の継続する限り、夫婦は同等の占有、居住権を有し、一方が死亡した場合、権利は生存者の単独所有権に変わります。
    このような夫婦連帯の不動産所有は、移転や抵当権設定の際に、双方の同意と署名が必要となります。